「お盆に海に入ると、足を引っ張られて溺れるよ」
「お盆を過ぎて海や川に入るのは危険!」
など、お盆に海に入るのをタブー視される理由について紹介します。
ちなみに、私は毎年ゴールデンウィークから11月頃まで海でサーフィンをしていますが、幽霊に足を引っ張られたことはありません。
お盆中もお盆明けも、子どもと一緒に海に入っています。
季節に関係なくスキューバダイビングをしていたこともありますが、海の中で幽霊を見たこともありません。(霊感はありませんが、おもしろ半分で心霊スポットに行き、幽霊が付いてきて怖い思いをしたことはあります)
お盆に海に入ると足を引っ張られる理由については、本文にて詳しく解説します。
実際にお盆に海で足を引っ張られた人はいるのかもあわせてお伝えしますね。
お盆に海に入ると足を引っ張られる理由6つ!
お盆に海に入ると足を引っ張られる理由は6つあります。
それぞれ詳しく解説しますね。
亡くなった人の魂が帰ってくる日だから
お盆はご先祖様をお迎えする日です。自宅ではご先祖様を迎えるために、いろいろと準備をしますよね。
しかし、道に迷ったり帰る場所がなかったり、行き場のない霊は海に集まるとされています。
行き場のない幽霊は1人でいるのが寂しくて、足を引っ張って溺れさせようとする。
こうした理由から、お盆に海に入ると幽霊が足を引っ張ると信じられてきたと言えます。
実際に霊感のある人がお盆の海を見ると、幽霊がたくさんいるそうですよ(;・∀・)コワイ
これまで足を引っ張られたことのない人は、ご先祖様が悪さをする霊から守ってくれていたのかもしれませんね。
地獄の釜の蓋が開くから
お盆は会社が休みの人が多いように、地獄でもお盆は仕事が休みになると言われています。
お盆の16日は閻魔賽日(えんまさいにち)と呼ばれており、閻魔堂に参拝して閻魔大王の絵や地獄図を拝むそうです。
旧暦の7月1日(新暦では7月下旬~9月上旬ごろ)から地獄の釜が開くので、お盆の時期は悪い霊が集まりやすくなるんですね。
お盆はご先祖様を迎える日というのも関係していますね。
昔はこうした風習をきっちり守っていたことから、「お盆に遊びに行くのはご法度」と考えられていました。
こうした理由から、「お盆に海に入ると足を引っ張られる」と言って子どもに家にいるよう伝えていたのでしょう。
クラゲが発生するから
お盆あたりから海水温が上昇し、クラゲが過ごしやすい温度になります。
すると「クラゲが大量発生している!」と思うかもしれません。しかし、実は数が増えたのではなく、1匹のクラゲが大きくなっただけなのです。
クラゲに刺されるとチクっとした痛みを感じ、痒みや腫れを引き起こすこともあります。
毒を持ったクラゲもいるので、海に近づかないに越したことはありません。
このように、クラゲのいる海に子どもを行かせないために、「お盆に海に入ると幽霊に足を引っ張られる」と教えていた親御さんもいます。
とは言っても、最近ではゴールデンウィーク明けくらいからクラゲを見ます。
我が家はクラゲ対策に「エクストラオーシャンエイド」という日焼け止めを使っていますが、これに変えた途端クラゲに刺されなくなったので、安心して海に入れます( *´艸`)(クラゲ大嫌いです!)
日焼け止めとしても使えるので、クラゲ嫌いの方にはぴったりですよ♪
▼クラゲ対策&日焼け止めに使えるエクストラオーシャンエイド
海専用なので濡れても落ちにくく、子どもにも使えます(*^^*)
土用波が発生するから
土用波は、台風の影響で夏の土用の時期に大きな波が発生することです。
遠く離れた場所でできたうねりが、どんどん大きくなりながらこちらに近づいてくるんですね。
沖の方では高く見えない波でも、砂浜に近づくとあっという間に大きくなります。
大きな波は沖に引く力も強いので、まるで幽霊に引っ張られたかのように足を持っていかれます。
波に足を取られることから、「お盆に海に入ると足を引っ張られる」と言われているんですね。
「浅瀬だから大丈夫」ではなく、浅瀬の方も引っ張られる力を強くなるので、注意しましょう。
大潮ともかぶる時期はさらに波が高くなるので、台風のときには海に入らないようにしてください。
離岸流が多発するから
離岸流は沖に向かって流れる潮のことです。
お盆の時期は台風の影響で波が高くなりやすく、沖へ向かう潮の流れも強くなります。
夏の海水浴の事故も、離岸流に流されたのが原因となることが多いです。
このように沖へ流されて溺れる人が多いことが、お盆に海に入ると足を引っ張られる理由になるんですね。
海水浴をしていると、いつの間にか遠くまで流されてしまったという経験をしたことがある人は多いはず。
離岸流につかまったら海岸ではなく、横方向に泳いで抜ける必要があります。
私もサーフィン中に流されたことがありますが、戻るのはとっても大変です。(うまい人は離岸流に乗って沖に出ます)
砂浜は地形が変わりやすいので、特に注意してくださいね。
▼万が一のことを考え、子どもはライフジャケット必須です(個人的には大人もライフジャケットがいると考えてます)
海に入る人が多くなり、事故が増えるから
夏休みやお盆の時期は水難事故が増え、そのたびに「お盆に海に入ったから足を引っ張られたんだ」と言われます。
海水浴場は7月下旬頃から8月末頃までオープンしており、この時期はたくさんの人が海に入ります。
たくさんの人が海に入ると事故が起きやすくなり、溺れて亡くなる方が出てきてしまうんですね。
寒い時期は海や川に入る人が少ないので、「子どもが溺れた」「溺れた人を助けた人が亡くなった」という事故自体があまりありません。
夏は海水浴や川遊び、プールなど水遊びをする人が増えるので、事故が増えてしまうのです。
海や川での事故を防ぐためにも、
と、基本的な対策は忘れないようにしましょう。
万が一の波にさらわれたときのことを考えて、ライフジャケットは必須です。
しかし、ライフジャケットがあるから安心というわけではありません。
というのも、うちの子はライフジャケットを付けていたことで溺れたことがあるからです。
写真の場所で、大人のひざ下くらいの場所です。
一部深い場所があったのですが、下の子がそこへジャンプをし、足がつかなくてうつぶせに浮いていました(;^_^A
夫と話すのにほんの数秒目を離したすきに足元で浮いていて、びっくりして抱き上げました。2歳頃ですが、うつぶせに浮いてしまって自分で戻れなくなったんですね。
ライフジャケットは1人で体勢を維持できる年になってからが良いですね。
▼ライフジャケットはベストタイプが良きです(*^^*)
お盆に海に入って幽霊に足を引っ張られた?
お盆に海に入って足を引っ張れた経験がある方の口コミを紹介します。
霊的なものは一切信じていないのですが、小学生の頃、田舎の海で泳いでいたら足ひっぱられました。
ヤフー知恵袋
後ろにいた従兄弟達に、笑いながらひっぱらないでよーというとひっぱってないよ…と。
怖くなりみんな一斉にすぐ海から出た事があります。
あれは何だったのか今でも不思議~。
実際に海で足を引っ張られたことのある方はとても少なかったです。
引っ張られた方が亡くなっていると情報が上がらないのも理由かもしれませんが、「お盆に海に入ると足を引っ張られる」と考えている方は多いです。
お盆に海に入ると足を引っ張られるという話は、祖父母から伝え聞いている方が多いようですね。
昔はお盆には里帰りしてお墓参りをするなどきちんと風習を行なっていました。
おばあちゃんやおじいちゃんが、親の世代からお盆に外へ遊びに行かないようきつく言われていた名残かもしれませんね。
と言っても、仕事の休みがお盆しかないと、海に入れなくなります。
次は、お盆の海はいつまで入って良いのかを紹介します。
お盆の海はいつまで入っていい?
お盆の海はいつまで入っていいかは、特に決まっていません。
お盆中やお盆過ぎに海に入るのは個人の自由ですし、「お盆に海に入ると足を引っ張られる」と不安な場合は入らないに越したことはありません。
海水浴場はお盆を過ぎた8月末ころまでオープンしていることが多いです。
安全面を考えても、お盆を過ぎて海水浴を楽しむ場合は海水浴場がオープンして監視員がいる期間に楽しむのがおすすめです(*^^*)
海水浴場がオープンしていない時期は監視員もいませんし、海に行く人も少なくなるので、万が一のことが起こったときに助けてもらいにくくなります。
しかし、人が多いと「誰かが見ている」と思って子どもから目を離しやすいので、人が多いからと言って安全というわけでもありません。
お盆の海で足を引っ張られたことはないけれど、気を付けるべき!
お盆に海に入ると足が引っ張られる理由や、引っ張るのは幽霊なのかを紹介しました。
「お盆に海に入ると足を引っ張られる」と言われる理由は、
ということでしたね。
幽霊に足をつかまれるというよりも、波に足を持っていかれる確率の方が高いと言えます。
せっかくのお盆休みの海水浴を楽しむためにも、
と、溺れない対策をして事故を防ぎましょう。
大人もはもちろん、子どものライフジャケットは必須ですよ!
▼子ども用ライフジャケットはこちらです
▼クラゲ対策できる日焼け止めはこちらです