蟹の食べられるところや、食べられない部位を紹介します。
日本で食べられるカニの種類や、産地もあわせてお伝えしますね。
蟹の食べられるところについて調べると、
ということがわかりましたよ。
蟹の食べられるところについては、本文にて詳しく解説します。
どんな食べ方が美味しいかなどもお伝えするので、参考になればうれしいです。
>>美味しいカニが食べられると評判の「北国からの贈り物」はこちら
蟹の食べられるところは3部位!
蟹の食べられるところは、以下の3部位です。
姿(カニ丸ごと食べられる)
姿は、私たちがカニを思い浮かべる際に最も一般的に連想する形で、カニの全身を指します。
丸ごと食べると高級感があるように思いますが、実は、食べられる部分はそれほど多くはありません。
カニの大部分の重さは、殻によって占められているので、全身で食べると、実際に食べられる量は限られるんですね。
そのため、姿を選ぶときは脚だけでなく、カニミソも楽しめる種類を選ぶのがおすすめです。
姿で販売されるカニには、ズワイガニ・タラバガニ・毛ガニ・花咲ガニなどがあります。
▼自宅で食べ放題気分を味わえるズワイガニ姿です
肩脚(脚の付け根から先端にかけての部分)
カニを買う際に「肩脚」とされているのは、脚の付け根から先端までを指します。
肩脚が提供される場合、ハサミから足がつながった形態で売られることが一般的です。
この部分の数え方は、「1肩」「2肩」となっており、数に応じてついている足の数が変わります。
付け根にもしっかりとした身がついているカニは良い個体ですが、そうでない場合は食べられる部分が減少します。
もしあまり食べられる部位がない場合は、スープや味噌汁に使って風味に活かすのが良いでしょう。
肩脚として販売されるカニには、ズワイガニ・タラバガニなどがあります。
肩脚はさらにむき身や半むき身、ほぐし身でも提供されます。
▼いくらでも食べられるズワイガニの肩脚です
▼食べ応えバツグンのタラバガニ肩脚はこちら
むき身(ポーション)
むき身部分は既に殻が取り除かれており、すぐに食べられます。
カニの食べるのが面倒だと感じる理由には、殻を取る作業を挙げる人も少なくありません。
そんな方にとっても、殻がすでに取り除かれているむき身は、手軽に楽しむことができます。
こちらの部分は「ポーション」とも称されるので、その呼び方も覚えておいた方が良いですよ。
持ちやすいよう殻の部分が少し残されているのも、むき身の特徴です。
むき身として提供されるカニには、ズワイガニ・タラバガニがあります。
▼ズワイガニのむき身はこちら
半むき身(ハーフカットポーション)
半むき身(ハーフカットポーション)の特長は、殻が半分だけ取り除かれていることです。
通常のむき身は全ての殻が取り除かれていますが、ハーフカットポーションは殻の片側だけカットされています。
このカットされた部分は、皿のような形になっており、焼き物などに適しています。
また、シチューやスープにもそのまま入れて煮ることができ、使用方法が通常のむき身よりも多彩です。
半むき身として提供されるカニは、ズワイガニがあります
▼半むき身はこちら
ほぐし身(脚の身をほぐしたもの)
フレーク状のほぐし身は、カニの脚から取り出された身です。
形は細かくなっていますが、さまざまな料理に使用できます。
例えば、炒飯やカニ玉、手巻き寿司、鍋料理などに使うのが一般的です。
一口サイズで楽しむことができるので、突発的な来客やちょっとしたおやつとしても活躍しますね。
ほぐし身で使用されるカニの種類は、ズワイガニです。
▼カニのほぐし身はこちら
カニの脚はいろんな食べ方ができるんですね。
カニ爪(身がぎっしり入りぷりぷりしている)
カニ爪は、カニのハサミ部分を指します。
その太さからしっかり身が入って満足感があり、他の部位よりもぷりぷりした食感が魅力です。
ハサミの殻は非常に堅いため、揚げ物などで楽しむ際は、むき身を選ぶのが良いでしょう。
カニ爪として提供されるカニは、ズワイガニがあります。
▼カニ爪はこちら
甲羅(カニミソが食べられる)
カニを味わう際、身の部分よりもカニミソの濃厚な部分を楽しみたい方は多いかと思います。
そこで、特に注目すべき部分が甲羅です。
一般的には甲羅だけでなく、少しの脚の部分も混ぜて「甲羅盛り」として市場に出ることが多いです。
甲羅盛りならカニミソと脚の両方を同時に味わえるので、カニ好きには特におすすめです。
甲羅で提供されているカニには、ズワイガニがあります。
▼カニの甲羅盛りはこちら
カニの食べられない部位はエラのみ!
カニの食べられないところは、エラです。
「ガニ」と呼ばれることもあります。
エラは水中での呼吸を助ける部分であり、水が通るために不純物も多く含まれる場所です。
エラには病気を引き起こす菌や寄生生物が潜んでいることもあるため、生の状態で食べるのはやめましょう。
十分な加熱処理を施せば食べられますが、あまり美味しいものではないので、エラは避けるようにするのが良いですよ。
日本で食べられる蟹4種類を紹介します
日本の多くの家庭で楽しまれる4種類のカニは、それぞれが独自の味わいを持っています。
どのカニがどんな食べ方ができ、どこが美味しい部分なのか、詳しく説明しますね。
タラバガニ
タラバガニと言われるものは、カニという名前が付いているものの、実はヤドカリの一種です。
タラバガニの名前の由来は、昔このカニが多く獲れる場所にタラが多かったことから来ています。
体表には短いトゲがあり、一見すると脚が8本のように見えるが、実はもう2本の小さな脚があって、合計10本です。
タラバガニを最も美味しく食べる方法は、生なら冷凍のまま焼くか、ボイルなら解凍してそのまま楽しむことです。
特に脚の部分は絶品なので、特別な部位を選んで購入すると良いでしょう。
▼身がたっぷりのタラバガニです
ズワイガニ
ズワイガニは深い海に棲む大きなカニで、漁獲場所によって異なる名前で呼ばれることがあります。
主に日本海や太平洋、オホーツク海、ベーリング海で見られます。
オスのズワイガニのほうが大きく、その身は特に美味とされています。
塩茹でが一般的ですが、新鮮ならば刺身としても楽しむことができます。
カニミソもとても美味なので、姿を購入することを推奨します。
▼カニ身とカニミソの両方が食べられる姿はこちら
毛ガニ
毛ガニは、タラバガニやズワイガニと並ぶ三大カニの一つとされています。
日本では太平洋や日本海の特定の地域、そして北海道の近海で獲れます。
毛ガニの名前の由来は、体に生えている独特の毛から名付けられました。
毛ガニブは、シンプルに湯がくだけで十分美味しいとされています。
特にカニミソは絶品なので、姿を購入して楽しむことをおすすめします。
ただし、毛ガニの姿は希少なため、手に入りづらい傾向です。
▼希少な毛ガニの姿はこちら(売り切れ注意!)
花咲ガニ
花咲ガニもタラバガニと同様、ヤドカリの一族です。
花咲ガニはタラバガニの近い種で、漁獲エリアはタラバガニに比べ狭くなっています。。
花咲ガニは大きいもので甲長約20cm、全身は暗い茶色がかりで、鋭いトゲが体中にあるのが特徴です。
花咲ガニは、蒸したり茹でたりして食べると美味しいです。
タラバガニと同じく、脚の部分を堪能しましょう。
▼脚が美味しい花咲ガニです
日本で食べられるカニの産地は?
日本で食べられるカニは、国内だけでなく外国からも輸入されてきます。
海外のカニを選ぶ際に、特色を把握しておくと安心して食べられますよ。
①日本国内のカニの主要産地は2つ
国内でのカニのメジャーな産地としては、上の2地域が挙げられます。
ズワイガニ・タラバガニ・毛ガニ・花咲ガニの4つが採れるのは、北海道です。
そして、ズワイガニが有名なのが、越前ガニの原産地、福井県です。
福井県では、男性カニは越前ガニ、女性カニはセイコガニと呼ばれます。
>>美味しいカニが食べられると評判の「北国からの贈り物」はこちら
②海外でのカニの産地4つ
海外での主なカニの産地としては、上記4地域が知られています。
日本に食べられるタラバガニの多くは、ロシア産です
さらに、大きなタラバガニやズワイガニの多くはアメリカのアラスカ産です。
カナダ産のズワイガニは、越前ガニと同じオピリオ種として知られています。
ほとんどの人が知らないかもしれませんが、ノルウェーもタラバガニの産地として名高い場所なんですよ。
蟹の食べられるところは4部位!まとめ
蟹の食べられるところや、食べられない部位を紹介しました。
まとめると、
ということでしたね。
日本では、ズワイガニ・タラバガニ・毛ガニ・花咲ガニが食べられます。
冬が1番カニの美味しい季節なので、食べ損なわないようにしてくださいね。
>>美味しいカニが食べられると評判の「北国からの贈り物」はこちら
▼自宅で食べ放題気分を味わえるズワイガニ姿です
▼食べ応えバツグンのタラバガニ肩脚はこちら